視覚障害者以外にも使える!iPhoneアクセシビリティの設定方法
アクセシビリティとは、英語で接近できること、近づきやすさといった意味がある言葉です。
また、厚生労働省のホームページには「アクセシビリティについて」というページがあります。
そこにはこんな風に書かれています。
アクセシビリティとは、年齢や身体障害の有無に関係なく、誰でも必要とする情報に簡単にたどり着け、利用できることをいいます。
最近はいろいろな場所や物のバリアフリーやユニバーサルデザインなどの考え方も一般的になってきていますよね。
アクセシビリティもそんな考え方の一つです。
iPhoneにおけるアクセシビリティ
iPhoneの発売元であるApple社の製品は、あらゆるユーザーがすべて直感的に操作できるように作られています。
Apple社のホームページにあるアクセシビリティのページには次のように書いてありました。
Apple製品はシンプルで、直感的で、使いやすく作られています。
しかも、あなたがもっと多くのことを、もっと多くの方法でできるように、Apple製品には高い評価を得た様々な支援技術が初めから搭載されています。
アクセシビリティ機能だけでなく、アクセシビリティの理念そのものが、すべてのデバイスに組み込まれているのです。
当然、iPhoneにもアクセシビリティ機能がついています。
視覚障害者の方以外にも、例えば聴覚障害者や四股の障害を抱えている人・学習障害の人等、あらゆる障害を持った方もストレスなくiPhoneが操作出来るように工夫されています。
アクセシビリティ機能の設定もSiriへ、例えば「VoiceOverをオンにして」と指示するとやってくれます。
でもどんな機能があるかわからないと指示もできないですよね。
アクセシビリティ機能は沢山ありすぎてすべてをご紹介することはできませんが、ここでは視覚障害をお持ちの方に役立ちそうな機能の一覧を作ってみました。
ご参考になれば幸いです。
アクセシビリティの設定方法
- 設定アプリを起ち上げる
- 一般をタップする
- アクセシビリティをタップする
の順で設定します。
この先の各種設定項目でご自分に必要と思う機能だけを選択して使うことができます。
全部設定する必要はないですよ。ご自分の使いやすいように設定してくださいね。
アクセシビリティ内の視覚サポート設定項目と機能の説明
- 「VoiceOver」
画面を読み上げる - 「ズーム機能」
画面表示を拡大する - 「色を反転」
背景が黒、文字が白になる(通常は背景が白、文字が黒) - 「グレースケール」
画面表示がモノクロになる(色を反転した状態でも設定可能) - 「より大きな文字」
この機能に対応しているアプリでの文字の大きさを変えられる - 「文字を太くする」
そのまんま、画面の文字が太くなる
※この機能を選択すると再起動が必要になります。 - 「ボタンの形」
画面遷移のボタンに色がつく - 「コントラストをあげる」
画面の明度やコントラストを設定できる - 「視差効果を減らす」
画面上でのアニメーション効果を減らすことができる - 「オン/オフラベル」
設定のオン/オフボタンにオンとオフのマークを表示させるかさせないか設定できる
参考記事
Siriって何?って方やSiriの設定方法を知りたい方は以下のページを参考にしてください。
iPhoneの優秀な秘書の使い方!Siriの設定は必ずしよう


